メイト50 V50 ②
- 2012/08/14
- 12:04

メイト50の続き。
ヤマハといえば、伝統的に2ストロークのメーカー。
古くはYDSとか、RD、RZ、TZから、TZRなどありますが、メイトも忘れてませんか?
きっちり高回転まで使うなら、バイクの適性を知るには排気量が小さいほど分かり易い。
メイト50はそういう意味では面白いですよ。
カブと比較すると、細かい点はカブより良い。・・。というか、一長一短か。
例えば、ウインカーなんかは、カブの方が良い。カブは上下スイッチだが、メイトは左右スイッチ。
ミッションもカブの方が良い。カブはシフトを離すとギヤに入り、踏み込んだ状態ではクラッチ切れてますが、メイトは基本的にクラッチは切れない。
しかし、他の細かな部分、例えばガソリンメーターとか、タンクの容量とか、メイトの方が良い。何かと親切なんですね。配線の取り回しとか、微妙な色々が。7対3の割り合いでメイトに分があるかな?と個人的には思います。
欠点は他にも、改造派の方にはメイトは部品が無いから向きませんが・・・。
2ストロークだから燃費は悪いですが、2ストローク特有の加速感というか、トルク感はやはり良いです。
で、エンジンフィーリングでは何というか、カブの方が「夢」がある。
確かに捨てがたいメイトのフィーリングですが、なんというか、カブは最高速から夢があるのだ。
カブだけでなく、4ストロークの特性で、メイトは53、4 kmでどんなに頑張ってもピタリと最高速が頭打ちなのに、カブは最高速がジワジワと伸びようとする感があるのだ。
「燃え上がれ~!俺の小宇宙よ~!」みたいな、ジリジリ上がっていく感がある。
4ストロークの売りはここですね。
まあ、最高速の次元が限り無く「低い」から可能なのですが、4ストのXJと2ストのRZも、比較すると同じような感じだろうね。
ですが、出力特性的にメイトは嫌いではないです。
カブあってのメイトですが、色々面白いですね。
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