売買
- 2015/11/10
- 00:00
柳橋連合市場に通っていると、色々な事を学ぶ。
特に、モノの売買についての駆け引きは非常に参考になる。
商売というのは、安く買って高く売るというのが基本。
ただ、いくらにするかというのは、難しい。
あまりに高いと売れず、安いと商売が成り立たない。
買い手は良いモノを安く購入したい訳ですけど、買い手の言いなりに成る訳も無い。
それで、ゴネてみたり、色々する訳ですけど老舗でそれをするのは「逆効果」。
では、どうすれば、安く購入出来るのか?
「付き合い」しかない。
お得意さんは大抵、安くなる。
ディスカウントショップやスーパーは確かに値段は安い。しかし値段が安いというだけで、人間の妙というモノは薄い。
近江商人には昔から、「三方良し」という言葉があるそうな。
つまり、①売り手、②買い手、そして③世間体の三方がイイね!と認める商売でないと商いは成功しないというモラルの教えです。
買い手がゴネるだけとか、売り手がボルだけとか、それじゃあダメ。
絶妙なバランスですよね。商売って。そしてどんな時にも「人間関係」。
10円を拾いにいって、1000円落としてる人の何と多い事か。(笑)
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