資質
- 2016/05/17
- 23:05
こんばんわ。
今日はちょっと思った事を書きたいと思います。っていつもそうか。(笑)
「資質」という事について。
勿論、資質があるか無いか?なんていうのは「分からない」というのが正解なんですけど、「あいつはやっぱり駄目なんだよなぁ」みたいな会話ってよくあります。
失敗という事ではなく罪という事でもないのですが、「資質」が無いらしい。そういう事は何の世界でもありますね。
資質って何か?とググると「生まれつきの性質。生まれつき。天性。」とある。
そうなんですよ。悲しい事にこれってやっぱりありますね。差別する訳ではないのですけど、「やっぱり違う」っていうのは残念ながらあります。
幼い時から一定の型に押し込まれて育っていたり、頭が固かったり、応用力に欠けるというのか何というのか・・・「残念な人」というのは存在しますね。
その逆に生まれ持っての有利さを得ている人というのも存在します。
努力で克服出来る資質もあるのですが、いわば「性格」というのはなかなか難しいかも知れません。
一例を挙げると、他の人の話を盗み聞きして情報を得ようとする人が居たとする。盗み聞きって盗みだと教えられてきた人は他の人の会話に参加する場面でないなら、極力聞かないようにするというマナーを守るでしょう。
しかし、これって公にバレる訳でもないし悪いと定義されている訳ではない。でも、やはり盗み聞きって何が悪いか?って「性格が悪い」。(笑)モラルが無いというか・・・。
情報を得たいのなら、本人に直接聞きに行けば良いだけの事ですからね。
これって考えれば理解出来る事なのですが、咎めだてられる訳でもないから気づかない。噂話なんかも同じ類かもしれませんね。
いろんな事にこの「資質」ってあって、タチが悪い事に、これは罪という事とは違う。罪なら明らかになるので避けたり、許したり出来ても、「資質」の問題はそれが出来ない。
そして77回まで許すという問題とも異なり、1回でもそれをやったら「終わり」という事でもある。それは、性格の問題なので。(笑)
徳川家康が言ったとされる名言があって、
「まこと(誠)らしい嘘は語れども、嘘らしいまこと(誠)は語るな」という言葉。
昔は意味分からなかったのですが、非常に深い言葉と私は思っております。
私の解釈ですが、「人間、嘘をついても、嘘っぽい人間にはなるな」という意味かと。
勿論、嘘は良くないですけどね。何か粋な言葉ですよね。家康らしいというか、微笑ましい言葉でもあります。
繰り返すようですけど、これって許す許さないという問題でもないんですよね・・・。
しかし・・・嘘らしい誠を語る人・・・こういう類とは、明らかに拘りにはなりたくないでしょう。(笑)
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